メモリーは一時記憶の場所です。
これだけを聞くと、オンラインゲーム向けのパソコンを購入するうえではあまり重要ではないと思うかもしれませんが、処理速度にかかわってきますので非常に重要になってきます。
3Dグラフィックを高速に処理する新技術!
オンラインゲーム中は、常にパソコンとサーバーとが連絡を取り合っています。
そして大量のデータをメモリー上に展開して処理を行っています。
メモリー容量が少ないと、ハードディスク内で仮想メモリーを作っての処理となり、メモリーからのデータ読み込みが間に合わずスローな動きになったり切断ような現象も起こってしまいます。
オンラインゲームのパソコンを考えているのであれば、容量は多ければ多いほど良い、という事になります。
メモリー交換の注意点
メモリーはマザーボードとOSに依存します。
マザーボードのメモリースロットが少なければ容量を増やす事はできませんし、いくら容量多いメモリーを購入してもマザーボートが対応していなければ認識してくれません。
これはOSにも同じことがいえます。
理論上、32bitOSであれば4ギガまでメモリーは認識できるのですが、32bit版のWindowsでは、認識は3Gで、実際に使用されるのは2Gであることに注意して下さい。
つまり、2G以上のメモリーを積んでも、それ以上は遊んでいる事になります。
ハードウエアの制約、つまり仮想メモリーやグラフィックボードなどの使用上限も含めて4Gなので、このような仕様になっていると考えて下さい。
64bit版のWindowsですと、このような制約はありませんので、先の事を考えてパソコンを購入するのであれば、64bit版Windowsに対応したパソコンを購入するのが良いでしょう。
ただし、オンラインゲームで64bit版の性能が発揮できるかどうかは、オンラインゲームによって変わりますので注意して下さい。